チャムハニーのジンジバリス菌に対する抗菌活性

チャムハニーの抗菌活性レベルは、TAという指標を用いて表しています。
TAは、Total Activityの略で、
TA = PA + NPA になります。
PA : Peroxide Antibacterial Activity (過酸化水素による抗菌活性)
 NPA : Non-Peroxide Antibacterial Activity (過酸化水素以外による抗菌活性)

チャムハニーの抗菌活性は、PAによるものが主で、チャムハニーに含まれているグルコースオキシダーゼが酸素を還元して
発生する過酸化水素が抗菌作用を示します。
(マヌカハニーによる抗菌活性は、NPAが主で、メチルグリオキサールによるものになります。)
 

*参考文献:BMC Oral Health 14:24 (2014)
 

ジンジバリス菌は口腔内に存在する病原性細菌で、50歳以上の2人に1人の口腔内から検出されることが報告されており、歯と歯茎の隙間にたまる歯垢を栄養源として増殖し、歯周病菌を起こす原因菌として知られています。ジンジバリス菌は、メタンや硫化水素を発生するため、口臭の原因にもなり、近年の研究から歯周病だけでなく動脈硬化や心筋梗塞、潰瘍性大腸炎、アルツハイマー認知症など、様々な病気を引き起こすことも知られています。

株式会社漢方医科学研究所では、このチャムハニーがジンジバリス菌に対して強い抗菌作用が示すことを発見し、特許を取得致しました。
【発明の名称】
予防又は治療剤、抗菌剤、及び口腔用組成物(特許第7198547号)
 

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