事業内容

漢方医薬と現代科学の融合による、
自然由来の新しい医薬品開発への道

漢方医科学による新しい医薬品、健康食品、健康飲料の製品開発を計画。

中国数千年の歴史により積み重ねられた漢方医薬には、私達人間がまだ知り得ていない薬効成分が埋もれています。当時は医薬技術も未熟であったため、そのすべてを解明することはできませんでした。しかし、現代では非常に進歩した科学技術があり、それは日進月歩でさらなる進化を遂げています。それらの最新科学技術を活用することで、漢方分野の未知の世界を切り拓き、その成果を、人に優しく効果的な新しい医薬品の開発へと生かす。それが、漢方医科学です。

そして、その漢方医薬の多大な情報を研究・集積しているのが、私たち漢方医科学研究所です。

私たち漢方医科学研究所は、漢方医薬学の専門教育を日本で幅広く啓蒙することを使命として設立されました。その後、約20年間、中国伝統医薬学(中医学)を柱として、また、上海中医薬大学の強力な支援をもとに、漢方医薬学の教育事業を懸命に展開し、医師や薬剤師をはじめとする漢方薬の高度な知識を有する専門人材を数多く養成・輩出しています。そのほか、漢方医薬学の教育事業に付随して行ってまいりました薬用植物の有用性に関する研究成果を基とした本格的な事業化も計画しています。

漢方医学の最高レベルの資源を最大限に生かす。

漢方生薬など天然の薬用植物を、独自の手法で、より安全・高品質なものに。
薬用植物成分に由来する新薬候補物質の探索研究開発
漢方薬の原材料である各種の薬草から、「新薬」の候補となる可能性を持った薬効成分の研究開発、薬草成分を配合した高機能健康食品の研究開発を行っています。

HGFを高いレベルで産生誘導する和漢植物エキス「Ekc-1」

「Ekc-1」のHGF産生誘導作用

12種生薬複合抽出エキス

Ekc-1エキスのHGF産生誘導活性

HGFで効果が期待できる組織・臓器

私たち漢方医科学研究所は、世界で初めてHGF(肝細胞増殖因子)を発見された中村敏一大阪大学名誉教授(故人)との共同研究により、極めて高いHGF産生誘導活性を持つ和漢植物複合エキス「Ekc-1」に開発いたしました。
HGFは肝細胞に対する強い増殖促進作用を持つ生理活性タンパクで、最近の研究では、肝臓のみならず脳神経、腎臓、肺、血管、皮膚、毛髪など多くの組織や器官の再生因子であることが明らかにされ、傷ついた様々な細胞・組織・器官の修復再生を促進する作用が知られています。
この高いHGF産生誘導活性を持つ和漢植物複合エキス「Ekc-1」の用途は、肝臓はもとより、脳神経、また、腎臓・肺・血管・皮膚・毛髪など様々な組織の再生・修復を目的とした商品開発に応用が可能です。

心を癒す蓮胚芽由来成分

古来より"癒し"の植物として親しまれている『蓮』。
私たちはこの『蓮』の胚芽に含まれる成分の薬効について神戸薬科大学と長年にわたり共同研究を行ない、多数の学会発表や論文発表を行っています。
そして、その成果として、米国・日本・ヨーロッパで特許を取得しています。

高機能な健康食品の研究開発

認知症や気分障害などメンタルヘルスをはじめ、生活習慣病、アトピー・アレルギー、アンチエイジングなど、さまざまな分野・症状に対応できる高機能健康食品の研究開発に積極的に取り組んでいます。

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